HHKBがやってきた。レビューと4日前に来たKeychron K2との比較

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HHKBがやってきた。レビューと4日前に来たKeychron K2との比較

HHKBが僕のもとにやってきた。思えば長い道のりだった。

9月にスタバで外付けキーボードの音に魅せられた。それがhappy hacking keyboard、通称HHKBというキーボードだった。

そしてHHKBを購入しようと調べているとKeychronというキーボードに出会いこちらを購入することにした。しかし発送予定日を超えても発送さず結局注文から1ヶ月を要した。その間に僕はHKKBが欲しくなってしまっていた。

念願のKeychron K2が届いた3日後に僕はHHKBも注文をしたのだった。

最高級キーボードHHKBの中の最新モデルで最高スペックHHKB Professional HYBRID Type-Sの墨色(ブラックと言わないところが素敵だ)のUS配列モデルである。

HHKBを販売しているPFUダイレクトはKeychronのように商品が到着した翌日夕方に発送連絡をしてくることはもちろんなく、昨日注文してすぐに発送も連絡が来た。

そして今日到着した。オーダー翌日の朝9時半である。

僕たちはこれが当たり前だと思っているが海外は違うのだ。あらためて日本って素晴らしいと感じた。Keychronの対応に疲れている僕は”なんでもないことが幸せだったと思う”という僕の祖父か誰か忘れたが歌っていたことを思い出す。あの歌詞が今の僕にはやけに身にしみるのである。

開封の儀

では開けていこう。

PFUダイレクトさんの気遣いが素晴らしい。箱を空けるとまず購入のお礼が見える。どこかのKey◯hronとは何もかもが違う。

箱が2つある。

キーボードルーフも買った。 HHKB本体と合わせて合計4万円。この5日間で5万円以上使ってキーボード2台を手に入れた。

しかしはじめからHHKBを買っておけばよかったとは微塵も思わない。この2つのキーボードはキャラクターが違うからまったく別物だ。別物とはHHKBが他のキーボードと違うと言う意味であるが。

そしてこの便利で時間効率化が図られた現代の日本ではなかなか味わうことの出来ない待ち遠しいという感覚。1ヶ月も待たされるということは久しぶりのことで僕にとって非常にいい経験になった。

外箱はこんな感じ。

蓋を開けた。おおー、重厚感がすごい!

袋から取出したが格好が良すぎる!

箱の底には取説と乾電池が入っていた。

キーボードルーフ開封

キーボードルーフの箱も開封する。

蓋を開けた。

袋から出した。

HHKBにかぶせてみた。

もちろんなピッタリだ。これから使用後はカバーをかぶせることにする。

HHKBの背面

背面を確認してみよう。背面には真ん中に電池を入れるスロットがある。写真の電池スロットの左側にあるのがBluetoothと有線接続の切り替えスイッチで、右側にあるのがUSB-TypeCの差込口、そして左上には新しい仲間が来て嬉しそうなKeychron K2がチラ移りしている。これからHHKBを触って二度と使われることがない可能性もあるというのにまだ自分の置かれている状況をわかっていない。呑気なものである。

Bluetooth接続が出来るものはバッテリー内蔵のものが多いが、内蔵バッテリーだといつか寿命が来てしまう。HHKBはずっと長く使って貰うために乾電池式を採用している。

電池スロットを開けたところ。

打鍵しやすいなだらかなカーブ

斜めから見るとHHKBの盤面はなめらかなカーブになっているのがおわかりだろうか・そして全てのキーに傾斜がつけられて上を向いているこれが打鍵のしやすさ・気持ちよさに繋がっているのだ。

真横からのアングル。

MacとWindowsの切り替えはDIPスイッチで行う

MacとWindowsの切り替えは裏面のDIPスイッチで行う。

各スイッチの説明も本体裏面のシールに記載されている。
僕はMacで使うのでSW2をオンにした。

Bluetoothの設定を行うために背面のボタンを押すとキーボード右上がブルーに点滅した。
Mac側で接続を設定してついにHHKBが使用可能となった。

いやー、HHKBは本当に唯一無二だと思い知らされた。タイピングが気持ちよくて仕方ない。

Keychron K2も繋がったままなので2つのキーボードを横に並べて交互にタイプをしまくった。

どちらか1つを選べと言われればHHKBだ。これは間違いない。しかしある意味まったく別物だ。
だからKeychron K2も要らないとはならず使い続けたいと思う。

このふたつのキーボードの違いについて僕なりの感想を述べたいと思う。

車で例えるとKeychronはプリウスでHHKBはまるでテスラのようだ。Keychronは他のキーボードに比べてキータッチやBluetoothで3台のデバイスを簡単に切り替えられたり、大容量バッテリーで見た目もクール、その他のキーボードには無い充実した機能がたくさんついている。しかし価格も普通のキーボードより少し高いくらいで気軽に購入できる。HHKBはそれらの機能を備えているが各機能が極限まで洗練されている。キーボードにとっていちばん重要なキータッチもまるでメルセデスのGクラスのドアを閉めるた時のように重厚感がある。さらにType-S(静音化モデル)の為、かすかな心地よい音ですっと閉まる感じだ。

山で例えるとKeychronは京都の大文字山だ。急に登山行こうと誘われて着の身着のままサンダルでも登れる。(サンダルでも登れるけど靴で行くべきだ。)頂上からの景色は京都の街が一望出来て素晴らしい。HHKBは富士山だ。(富士通の子会社が作っているし)
頂上からの展望は大文字山とは比べ物にならないだろう。だが登るためにはそれなりの服装をして体調も整えて行かなければならない。HHKBは世界最高と言われているので富士山どころかエベレストというべきかもしれない。

ギターエフェクターで例えるとKeychronはLine6のPODでHHKBはFractal Audio SystemsのAxe-Fx IIIって感じである。しかしこの例えはギタリスト以外わからないしこれ以上、不毛な例えは辞めておこくことにする。それに僕も不毛になりつつある。

Keychronというキーボードもものすごく良い。だから人によってはこの2つのキーボードの価格が同じで売られていたとしてHHKBよりKeychronの方が良いという人もたくさん居ると思う。上記の例え通りプリウスも大文字山もLine6のPODも十分すぎるくらい良いものだ。

HHKBはテスラやエベレストやFractal Audio Systemsのように少し敷居が高い

理由はHHKBは普通のキーボードと違いキーの数が少なく、そのために変則的なキーの配列になっている。フルサイズキーボードの60%でさらに左右の端もキーが無い。その代わりにFnキーと他のキーを合わせて足りないキーを補っている。だからHHKB独特の操作方法を学ばなければ使うことが出来ない。

その点、Keychronはキーの配列も普通のキーボードと同じなので買ってきてそのまますぐに使える。

Keychron K2はまだ使い始めて4日だしHHKBは数十分だ。しばらくこの2つを使い続けてみてまたレビューを書きたいと思う。

その時は3つ目のキーボードがあるかもしれない。
信じるか信じないかは僕次第です。

アホアホレビューを最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。とだけ最後に言っておこう。

*Keychronの対応についてネタにしていますがナオハルは一切怒っていません。

追記:どこで買うのが一番安いか

HHKB関連の記事の人気が高くたくさんの方にお読みいただき誠に感謝しています。そしてお問い合わせでどこで買うのが一番良いですか?と問い合わせが多く、個別で回答してましたが追記させていただきます。

僕は楽天のPFUダイレクトの公式ショップで買いました。
通常の製品はメーカーから買うと割高になることが多いですがHHKBはメーカーから買うのが一番安くて良いです。
僕がリサーチした結果、楽天は5の倍数日だったり楽天スーパーセールなどでポイントアップしている事が多いので楽天市場のPFUダイレクトショップで購入するのが一番お得でした。

もちろん中古や新古品も入れるとメルカリの方が安く買えます、しかしHHKBはとても人気がありあまり値崩れがしません。たまに良い条件で安く出品されても一瞬で落札されるので、すごく頻繁にメルカリを開いてチェックする手間を考えればショップで買ってしまうほうが良いと僕は思います。

Amazonもブラックフライデーセールで安くなったりするのでその時々で最安値のショップは変わると思うのでぜひ自分で調べて比較してみてください。

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