【村上春樹から学んだ】人生を変える継続のコツ

継続のコツ

こんにちは、ナオです。

ダイエットや筋トレ、英語やプログラミング学習など毎日やるぞ!と決めたけど継続ができない。
そんな悩みに僕が継続をできるようになるための大切なコツを紹介します。

この記事を書いている僕は、継続歴1年2ヶ月。それまでの三日坊主歴は20年です。
習慣化の大切さはわかっています。やらないといけない、やったほうが絶対に良いのもこの後すっきりするすることがわかっていても違うことをしてしまっていました。

僕も継続にトライして3ヶ月くらい物事を続えられたことはあります。でも飽きてくると新しく興味を持ったことを習慣にしようと乗り換えてしまい、継続は途切れてしまいました。

この記事では村上春樹さんから学んだ僕が継続を習慣化できたコツを紹介します。

目次

村上春樹が編みだした継続のコツ

村上春樹さんの名言「習慣はすごく大事。時間が来たらとにかく即入る」

僕は村上春樹さんの小説が大好きでエッセイはもちろん村上さんのインタビューが載っている雑誌も購入していました。

引っ越しの際に断捨離しようと村上春樹好きの職場の人に全てあげてしまったんですが、この言葉は前に書いていたブログ(ヤプースというブログサービスで無くなってしまいました、、、)の村上春樹の仕事術という記事を書いた際にメモとして残していました。

インタビューの中での村上さんの小説を書く際の習慣についての発言です。

「習慣はすごく大事です。とにかく即入る。小説を書いているときはまず音楽は聴きませんね。日によって違うけれども、だいたい五、六時間、九時か十時ごろまで仕事します」

「だれとも口をきかないで、ひたすら書いています。十枚書くとやめて、だいたいそこで走る」

「もう少し書きたいと思っても書かないし、八枚でもうこれ以上書けないと思っても何とか十枚書く。もっと書きたいと思っても書かない。

もっと書きたいという気持ちを明日のためにとっておく。それは僕が長距離ランナーだからでしょうね。

だってマラソン・レースなら、きょうはもういっぱいだなと思っても四十キロでやめるわけにはいかないし、もっと走りたいからといってわざわざ四十五キロは走らない。それはもう決まりごとなんです」

村上春樹氏のインタビューより

ちなみに村上さんが執筆に使われているMacのエディタ画面いっぱいに書くと原稿用紙10枚分だそうです。真っ白な画面を埋めることを目標に執筆をしていくそうです。

僕はインタビューを読んだ際この村上さんの発言が意外だったので驚きました。

あの芸術的な美しい文章はストーリーが浮かんで来るのを待って書かれているものだと思っていたからです。
それが毎日のノルマとして決まった枚数を書かれて出来あがったものとは思いませんでした。

続きが書けなくなった時にむりやり決めたノルマまで書くのは小説家として納得がいかないのでないかと思います。僕なら最高のものが書きはじめられるようになるまで執筆をやめて気分転換に他のことをしてしましまいます。


しかも「八枚でもう書けないと思っても何とか十枚書く。もっと書きたいと思っても書かない。」と言われています。逆にもっと書きたいと思うノッている時にもやめてしまうのも凄いことです。


これは村上さんがプロの小説家として長く執筆を続けていくために編みだした継続の方法だとのことです。

辛くてもむりやり執筆し、逆に書きたいストーリーが溢れ出てきて書き続けたくても我慢してまで明日にまわす。これには本当に感銘を受けました。
小説のクオリティよりも継続の習慣を維持することを優先されています。

もちろんこのインタビューを読んで僕もマネをしました。

しかし僕はこの方法を使っても習慣化したかったことを継続をすることが出来ませんでした。

しかしそんな僕でも次の村上さんのエッセイを読んで変わることができました。

村上さんは継続のコツを毎朝走ることから学んだ

継続することはリズムを断ち切らないこと

村上春樹さんはエッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」の中で継続することを毎朝の日課のランニングから学んだと語られています。

継続すること – リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし弾み車が一定の速度で確実に回り始めるまでは、継続についてどんなに気をつかっても気を使い過ぎることはない。


走ることについて語るときに僕の語ること ー村上春樹ー

先に紹介したインタビューと説明の仕方が違うだけで内容はほぼ同じです。

僕が習慣化を手に入れられたのは以下の部分を知ったからです。

”弾み車がが一定の速度で確実に回り始めるまで(習慣が自然と継続できるようなるまで)は、継続についてどんなに気をつかっても気を使い過ぎることはない。”


僕はこの文章を読むまで継続を成功させるヒトは強靭なメンタルを持っているから出来るのだと思っていました。

村上さんはもちろんそのメンタルを持っているだろうし、なにより小説を書くことが好きだから習慣化出来ているんだろう、と僕は継続できない自分に言い訳をしてしまっていました。


でもこの文章を読んで何十年も小説を書き続けている村上さんでも何かを習慣化させようとすることの大変さを自覚していて、習慣化づけることに細心の意識を持ってコミットしているのだと知りました。


それ以降、継続が辛くなったときは村上さんのこの言葉を思い出し、継続が途切れそうになるときは続けることに集中し何がなんでも途切れさせないようにすることにしました。

昨日の自分をわずかにでも乗り越えていくこと、それがなにより重要なのだ。長距離走において勝つべき相手がいるとすれば、それは過去の自分自身なのだから。

走ることについて語るときに僕の語ること ー村上春樹ー

習慣化において勝つべき相手は過去の自分自身です。

ノルマまでは何としてもやりきること。

その積み重ねが大切ということですね。

そしてまだやりたい・やれると思っても思い切ってやめること。

明日にそのやりたい気持ちを残しておくこと。

シンプルなことですが、村上さんのような凄いヒトでも習慣になるまで細心の注意を払っていることを胸にあなたもトライしてみてください。

僕も頑張って日々トライし続けます。

以上、読んでくださりありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次