基本のビジネスモデル９つの儲けのしくみを解説

ビジネスモデルとは簡単に言えば”儲けの仕組み”のことです。

世の中の移り変わりに合わせて企業は既存の価値観にとらわれずに、時代や人々の環境や考え方に合わせて新たなビジネスモデルを作り出す必要があり、それが出来た企業が成功しています。
技術革新や市場の変化に合わせて様々なビジネスモデルが誕生していますが、それらの基本となるビジネスモデルがあります。
これからその基本となる９つのビジネスモデルを紹介します。ぜひ以下に説明するビジネスモデルを理解し参考にして起業するビジネスを考えてみてください！

ビジネスモデルの基本となる９つの代表的なビジネスモデル

物販モデル

製品の企画から製造、販売までを自社のみで完結させるモデル。
このビジネスモデルの企業：ユニクロ、Apple、レストラン、農家など

小売モデル

他社から仕入れた商品を販売するモデル。
販売額から仕入れ値や販売にかかわる経費を差し引いた額が粗利となる。
このビジネスモデルの企業：コンビニ、スーパー、Amazon、本屋など

広告モデル

新聞や雑誌、テレビ、ウェブサービスやブログなど企業が広告を出せる場所を提供するビジネスモデル。
サービスの利用者ではなく広告主から代金を徴収する。そのため広告を掲載してもらう媒体やサービスの価値、利用者の人数などがポイントとなる。
このビジネスモデルの企業：Google、テレビCM、フリーペーパーなど

消耗品モデル

本体の価格を安くして付属する消耗品を継続的に販売して利益を得るビジネスモデル。
本体を購入してもらえれば安定した収益を得ることが出来る。
このビジネスモデルの企業：ジレットやシックのカミソリ、キャノンやエプソンのプリンター、、ウォーターサーバーなど

サブスクリプションモデル

携帯電話の月額利用料のように、一定期間、継続的に受け取る商品やサービスに対して対価を払わせるモデル。
一度契約してもらえれば競合に奪われにくく事業リスクも少なくなる。
このビジネスモデルの企業：Netflix、Spotify、Amazonプライム、携帯電話、新聞など

マッチングモデル

商品・サービスを提供する側とユーザーの仲介するビジネスモデル。
不動産の仲介や求人サイト、オークション・フリマサイトなどマッチングさせる場をつくり、それを利用する企業やユーザーのどちらかまたは両方から利益を得る。
このビジネスモデルの企業：不動産のSUUMO、人材派遣・転職のdoda（デューダ）など

ライセンスモデル

ブランドやキャラクターなど自社で保有する権利を他の企業に貸与して収益化するビジネスモデル。
ライセンス契約料やキャラクター商品の売上に応じたロイヤリティを得る。
このビジネスモデルの企業：ハローキティの他社企業商品とのコラボ、藤原ヒロシ（fragment design）のコラボ、特許の使用料など

二次利用モデル

同じ商品やコンテンツを名前やパッケージを変えて二度、三度と利用して収益を上げるビジネスモデル。
テレビ番組をDVD化して販売したり、連載漫画を単行本化やアニメ化、実写化したりなどするモデル。再利用モデルとも言われる。
このビジネスモデルの企業：小説や漫画のドラマ化など

フリーミアムモデル

機能制限したフリー版を無料で提供し有料の追加機能で収益化するビジネスモデル。
「フリー」と「プレミアム」を合わせ造語でフリーミアムといわれています。
このビジネスモデルの企業：Youtubeのプレミアム会員、GmailのG suite、Dropboxの容量追加など

【まとめ】自分がやりたいこと、出来ることに合うビジネスモデルは見つかりましたか？

これからは商品のイノベーションだけでは対応できない時代です

今までは商品自体のイノベーションが重視されていて、技術的に優れていたり新しい商品を投入すれば市場で成功することが出来ました。
しかしグローバル化・IT化が進み日々様々な技術革新が生まれている現在では市場の変化とともにビジネスにおける常識も同様に変化し続けています。
そのような状況に対応するためにビジネスモデルのイノベーションも必要となってきています。
起業するにあたりあなたがやりたいことや出来ることに合うビジネスモデルがあればぜひ事業計画書を作りチャレンジして欲しいと思います。
次に説明する新しいビジネスモデルを構築する７つのステップを是非参考にしてください。

行動が何よりも大切です、応援しています！！