ビジネスで必須のスキル！リピーターを増やす方法

2020年3月29日2021年5月8日

美容室オーナー

美容室をやっていますがリピーターさんがつかないんです
このままじゃ倒産してしまいそうなんです

この記事を読むと以下のことがわかります

リピーターを作る方法がわかります

昨日、電車に乗っていると独立したばかりの美容室オーナーとその友人？が売上が上がらなくて困っているという話をしていました。対面式の4人がけシートで僕とその2人だったので会話が丸聞こえでしたが、美容室オーナーは気にせず話していました。
ちなみに僕はスキンヘッドなのでその美容室オーナーからしたらどうでもいい存在ですね。
ただ、面白そうなので聞いていました。

かいつまんで内容を説明しますと

・美容師として働いていて1年前に独立した
・ホットペッパービューティーなどを使い集客をしていつが広告費は新規にお客1人を獲得するのに約5,000円かかっている
・カット料金は7,500円、利益として2,500円儲かりますが、他スタッフの賃金や家賃などその他経費を引くと全く儲からず本当にヤバい
・新規客もクーポンを使って美容室難民しているお客が多い、だからリピーター客にならない

やっぱり違う仕事しようかなと弱音を吐くオーナーに友人も経営は大変だし美容室だらけだからなと言って話は別の話題に移り、僕も次の駅でおりまいた。

僕は好きなことをして稼いで生きているので経営者からよく相談を受けるのですが、僕が彼の友人だとしたらアドバイスする事をまとめてみます。

リピーターを増やす方法とは

１．SNSで集客

まずホットペッパービューティーなどコストが掛かる宣伝に加えて、コストゼロのSNSを利用して集客を行うべきです。
これだけで新規顧客獲得の費用を下げることが出来ます。
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２．リピーターを増やす

ここで本題のリピーターの話になります。
顧客が特定の商品やブランド、サービスに愛着を持って何度も購入されている企業には、以下の３つの特徴があります。

• その会社にしか提供できない特別なモノやサービスがある
• お客様に特別感を与えることができる
• お客様を強く惹きつけファンにする

こうした理由から、お客様は企業を信頼し常連になってくれたりサービスやモノの愛用者となります。

お客様の声に耳を傾ける

リピートがつかない理由は初回割引クーポン目当ての美容室難民しか来ないからだとは思いません。
リピートして来てくれているお客様になぜリピートしてくれているのか聞きましょう。
その理由がオーナーさんの店の他店より優れた点のなのでそこを売りに宣伝をして集客をしていくべきです。

また良い点だけでなく、不満点も聞いてその点を改善していくことでそのお客様だけでなく他のお客様も来店していただけることにつながり、長期にわたってお客様となっていただくこととなります。

プロとしてお客様に与える

僕がリピートして通っていた美容室は毎回担当してもらってた方がプロの美容師の視点で毎回新しい似合う髪型を提案してくれたからです。
ほとんどの店は「今回はどのようにしますか？」と聞いてきます。
僕が上京して初めて入った美容院でしたが、初めて美容師から提案をしてきてくれました。
以降、僕はスキンヘッドにするまでずっとその美容室に通っていました。
ちなみにそれはお店のマニュアルかと思っていたのですが、隣の席についた人には聞いていませんでしたので、担当の美容師さんが本当のプロフェッショナルだったんですね。

それよりも「今はこういう髪型が流行ってますがどうですか？」、「お客様の顔や毛質だとこういうのチャレンジしてみませんか？」、「今回ニューヨークのサロン界隈で流行りのこんな色のヘアカラー入ったんですけどまだ扱ってるの日本じゃうちの美容室だけなんです、印象がらっと変わるし昨日染められた方はみんなにすごい評判良いってインスタアップされてそこから予約たくさん頂いてるほど評判なんでぜひ試してみませんか？」などお客様ではわからない価値を提供していくのがプロフェッショナルです。

もう一つその美容師さんがマニュアル以外にしていることがありました。
その方は随分前に話したことも記憶してくれていました。表参道にある超人気店ですごい数の人を担当しているのによく覚えているなと思い質問してみました。
はじめは僕がいつもロックミュージシャンの髪型を頼むから印象が強いと言っていましたが、それでも僕のほうが話したことも忘れてるようなほんのささいな会話の内容まで覚えているのでメモでもしてるんですか？と聞いてみると実は、、、新規の人でも全員の特徴や好き嫌い、会話で印象に残ったこと、今後話そうと思ったことを毎回どんなにいそがしくても次のお客さんの合間になんとしてでもメモしていて、次回来店された時はカットに入る前にメモを見返していると教えてくれました。

そして最後にもうひとつ、その人から教わったことがあります。
彼が言うには、周りの人はこんな時間に追われる中でもお客様のデータを記録してすごいし自分も真似しますと言ってやるけどみんな忙しくて辞めてしまうんです、自分は話すの下手だし手先も不器用だけどだからこそ継続するしかないと思って頑張ってやっとここまでこれたしお客さまに僕に担当してもらうのが世界で一番だと思っていただけるように頑張り続けるので今後ともよろしくお願いしますと。
リピート確定ですよね。

店の経営が悪いのに休むな

このオーナーは店の経営がヤバいと言いながらなぜ休んでいるのでしょうか？
私服なので冠婚葬祭というわけでもなさそうです。
経営が悪いのであれば寝る時間以外はずっと改善策を考えて行動するべきです。
僕も事業が厳しいときは遊ばずにずっと仕事をし続けていました。

付き合う人間を選べ

違う仕事しようかなと弱音を吐くオーナーに対して、その友人は経営は大変だしまわり見ても美容室だらけだからなとネガティブな同意をしています。
辛そうにしている友人に対してさらに不安を煽るような追い打ちをかけたり、美容室だらけだから経営が難しいなんて思考停止した一般論でしか言えない人間と付き合っている時点でこのオーナーはいまこの時間に一緒に過ごす人間を選ぶ判断を誤っています。

スタッフを雇っているなら弱音を吐いて辞めようかなんて口に出す時点で人を雇う資格もないし経営者として終わっています。
しかし実際に店舗を出して経営をしている行動力は素晴らしいしですし、このオーナーと友人は同じネガティブな事を言っていてもビジネスマンとしては天と地との差があります。
だからオーナーさんはこの苦境に立たされている今は特になんのアドバイスもくれずより不安にさせてくるこの友人と付き合うことは辞めて、前向きで利益を生む知識を持っている経営者さんに相談すべきです。